コーチングサミット2016 講演VTR その1
   

コーチングサミット2016講演「コーチが目撃した進化の瞬間とは」には、100名近い方にご来場いただきました。

この講演をご覧になれなかった方々から、「是非見たい」との声を多数いただきました。

そこで、10月10日(月)まで、3回にわけて、期間限定で公開します。

講演にいらした方も、そうでない方も、アフターセミナーをご検討いただいている方も、セミナーにいらっしゃる方も、ぜひご覧ください。

本日は、その1です。

講演では、「なぜ教育は必要か」「どうやって教育していけばいいか」という視点を、実際のコーチング例を紹介しながらお話ししました。

教育は諸刃の剣なのです。

教育は、マンネリを生む場合もあり、また、進化の原動力にもなることをお話ししました。

そして、現代の教育に、コーチングの要素を取り入れることが、極めて有効だということをお話ししました。

さて、10月10日(月・祭日)コーチングサミットアフターセミナーでは、講演ではお伝えできなかった部分をお伝えします。

「教育者のための実践コーチング入門」では、教育者が陥りやすいスコトマを紹介し、その回避法を、コーチング理論を交えてワーク形式で行います。教育を受ける側の視点をもりこみますので、コーチングを教育に導入するとどうなるか、体感できるセミナーです。先生役だけでなく、親、上司役の方にもお勧めの内容です。講演にでてきた高校生が、自分で事務所に訪問できるようになった際に、コーチ敬人が使ったコーチング技術のカラクリがわかります。
(14時〜14時30分)

また、「ゴールセッティングの肝」では、ある現状から抜け出せない人がどうすればぬけだせるようになるか、そのゴールセッティングのポイントを解説し、実際にワークを行います。現状を変えたい人には、それを変える大きな一歩となる内容です。講演にでてきた高校生が、自分で事務所に訪問したくなって訪問してしまったカラクリがわかります。(16時から17時30分)

どちらも、講演ではなく、実践スタイルのものですので、その日から活用できます。
いずれも5000円と破格。

ぜひ、この機会に2つのコーチング技術を身につけてしまいましょう。
なお、このセミナーでは、守秘義務契約を結んでいただきます。

お問い合わせ・お申し込みの画面に必要事項、セミナー名をご記入いただき「送信」ボタンよりお問い合わせください。
詳細について、おってご連絡します。

なお、申し込みに戸惑っていらっしゃる方は、ひとまず↑の「いまいちな日々を変えるメルマガ」に登録してください。
コーチングサミットで多かった質問に対し、10月10日まで毎日ひとつづつ答えていきます。

教育は教える人、教わる人、相互に進化する
   

教育と学習。
双方ともに、教わる人、学ぶ人の利益のためのものです。

ただし、教育は、学習と違って教える人の存在があります。

教育は、教え教わる相互関係が重要です。

その相互関係がうまくいかないと、それは単なる奴隷関係になり下がります。

かつて、ドイツでは教師がムチを持っていました。
ヘルマン・ヘッセは『車輪の下』で、1900年頃の教育の姿を綴っています。

現在の日本では、ムチを持った教師はいません。
かわりに、「テスト」「通信簿」「進学」というムチを持つ教師はいます。
点数を盾に、言うことを聞けと脅すのです。

『車輪の下』の主人公のハンスと異なり、著者ヘッセは学校から逃げ出し、詩人・小説家として生きます。

彼には、ゴールがあり、そして、そのゴールを支えてくれた存在があったのです。
彼の母でした。

現代のteacherに必要なのは、ムチではありません。
かわりに、一人一人のゴールと、それを支えるコーチの役割が必要です。

teacherの役割は、1900年から100年たって、進化しているのです。