want toなお金と、have toなお金

ゴール設定・ファイナンス編の続きです。

お金に色はありません。
お金に匂いはありません。
お金に感情はありません。
お金に美しさはありません。

お金自体には、何にもないのです。

しかし、人は、そのお金に様々な機能をもたせています。

ここが、大切です。

「人が」機能をもたせているのです。

人がお金に色をつけ、
人がお金に匂いを感じ、
人がお金に感情をもち、
人がお金に美しさを求めているだけです。

さて、コーチングにおいて、書籍等にもでてくる「have toはやめてしまおう」というフレーズですが、
これは、お金にも言えることです。

しかし、お金自体には、want to なお金とか、have toなお金といった性質はありません。
お金は、お金です。元来、対価交換の手段にすぎません。

では、お金のどこに、want to・have toが生まれるのでしょうか。

前回のブログの記事がヒントです。

それは
お金の入り(つまり、お金を稼ぐ、あるいは借りる、もらう)の部分と、
お金を使う、(つまり、資産を買う)部分に生じます。
ここさえしっかり押さえれば、いくらでもRICHになれます。

繰り返しますが、
お金自体にwant toなお金やhave toなお金があるわけではないのです。
お金にまつわる人間の営みが、want toだったり、have toなだけなのです。

それがわかると、お金に対して自由になります。
お金に対して自由である、というのは、入りと出に対して、have toを生み出すかwant toを生み出すか選択できる、ということです。
結果として、RICHになる選択も、POORになる選択もできるようになる、ということです。

日本のGDPは5兆円規模。

何しろ、世界にはお金があふれ、
日本は、その最たる国の一つですから、お金に対して自由になり、want toを選択できることは、大きなメリットを生みます。

では、具体的に、お金を使う、資産を買う部分のhave toとはなんでしょうか。
それは、他人に買わされた場合に生じます。
カツアゲにあう中学生は、HAVE TOでお金を使わされる、とりあげられているわけですから一目瞭然ですが、
そんなわかりやすい例だけでなく
たとえば、TVコマーシャルを見て、衝動買いしてしまった!(実は本当に必要ではなかった)とか
他人によく思われたくて買ってしまった!(誰もほめてくれない)といったものも含まれます。

どうすればいいのでしょうか。
答えは簡単です。
自分の、現状の外側にあるゴールに照らし合わせて、選択すればいいのです。
ゴール設定が、何より重要です。

では、肝心のお金を稼ぐ、借りる、もらうというお金の入りの部分のhave toとは何でしょうか。
ここは、とてもナーバスな部分ですので、メルマガ、セミナーでお伝えしていきます。

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それから、次回セミナー「ゴールセッティングプラクティス」では、ファイナンスのゴール設定をとりあげます。

2017年1月29日(日)13時00分〜15時20分 東京都内
 「ゴールセッティングプラクティス 第3回」 6,000円

お申し込み詳細お問い合わせは、
hayashi.kjin@gmail.com
まで

お金の心配

お金の心配の原因は何でしょうか。

とある人は、
「お金がないと、生活できない、やりたいこともできない、だから貯金をできるだけたくさんしておきたい」
と語っていました。

つっこみどころが3点あります。
まず、お金がないと生活できないというところ。
そのお金ってどれくらいでしょうか。

一度、生活のためにいくらお金が必要か、計算してみましょう。

次に、お金がないとやりたいことができない、というところ。
それは、本当でしょうか。

一度、やりたいことにいくらお金が必要か、計算してみましょう。

最後に、貯金をできるだけたくさんしておきたい、というところ。
できるだけたくさんとはどれくらいなのでしょうか。

いくら貯金をしたらいいのか計算してみましょう。

この貯金の計算方法ですが、
現状を基準に未来を計算すると、とんでもないことに気がつきます。
その、とんでもないことが、心配の種なのです。

「貯金」が心配を生むのです。

そして、現状を基準に未来を計算するお金の世界にいるから、問題が生まれるのです。

未来のファイナンスと、現状把握のファイナンスは別にもつのです。

その際、大切なのが、ファイナンス以外の分野のゴール設定です。
そして、ゴール設定型のファイナンス理論です。

次回ゴールセッティングプラクティスでは、ファイナンスのゴール設定をとりあげます。

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必要なお金を得るには

必要なお金を得るには、どうすればいいのでしょうか。

シンプルな答えは、
「何に使うのか」を決めることです。

使い道について、「これは、必要不可欠だ」と、強く確信すると、自然と必要なお金が集まってきます。
必要だ、と思うのは、当然、ゴールが設定され、強く確信されているからです。

ゴール設定があるから、必要なモノ、サービス、資本が生まれるのです。

もし、そのゴール設定が、仕事に関わることだとしたら、他人が必要とする「モノ」「サービス」を自ら生み出すことができるようになります。
自ら生み出した「モノ」や「サービス」を対価交換すれば、自分で生み出せない「モノ」や「サービス」あるいは、お金を手にすることができるようになります。

もし、そのゴール設定が、趣味に関わることだとしたら、自分が必要とする「モノ」「サービス」が目にとまるようになります。
自分が欲しくて欲しくてしかたがない「モノ」や「サービス」を手に入れると決めると、その対価を、俄然支払いたくなります。
お金はこの世、特に日本には溢れていますから、お金を支払う手段が目に入るようになり、実際支払う過程で「一時的に」手元を通ります。

大切なことは、お金の金額自体にフォーカスするのではなく、自分や他人のお金の使い道にフォーカスすることです。
自分や他人のお金の使い道を決める、確信することです。

グランドピアノが欲しいと思ったら、グランドピアノを手に入れると決めることです。
そして、グランドピアノの使い道のゴールを強くイメージすることです。
そうすると、欲しいグランドピアノのための手段も見えてきます。
手元に残るのは、グランドピアノであり、お金ではありません。

そして、次に、大切なことがあります。お金は、情報のかたまりなのです。
たとえばベーゼンドルファーのインペリアルの価格約1000万円は、1円の積み重ねではないのです。
ベーゼンドルファーインペリアルのひとかたまりの価値に対する対価1000万円というかたまりなのです。
かたまり、という視点をもつと、1000万円を調達する際、1000万円というかたまりが手に入る方法が見えてきます。

その1000万円をばらばらにするのは、ベーゼンドルファー社の仕事です。
製品をつくる人々に支払われます。そのとき、某大なエネルギーが生まれます。
いかに、1000万円をうまくエネルギーに変えていくのか、それがファイナンスの極意です。
そして、結果として、そのエネルギーがベーゼンドルファーのインペリアルに宿っているのです。

最後に、場合によっては、お金を用意する前に、「もらってくれ」とお願いされることがあります。
あるいは、対価から大きくはずれた金額で取引されることがあります。
実際には、ゴール設定が強力だと、こうしたことばかり起きます。
お金は、取引のひとつの手段にすぎないのです。

お金にフォーカスしすぎないことです。

お金にフォーカスしすぎると、本当は不要なモノやサービスを買うことになります。

お金にフォーカスしすぎると、不要な借金をすることになります。

お金にフォーカスしすぎると、タイミングを失うことになります。

お金にフォーカスすると、お金の心配が増します。

大切なのは、お金の使い道である、「モノ」や「サービス」であり、
その「モノ」や「サービス」に関わるゴールです。

「ゴールにフォーカスせよ」

コーチングの技術でファイナンスをとらえると、ゴール達成が加速します。

次回ゴールセッティングプラクティスでは、ファイナンスをとりあげます。

2017年1月29日(日)13時00分〜15時20分 東京都内
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