週刊コーチングとは<13>主体的視点

こんにちは!コーチ敬人です。

ワールドカップサッカー2022で日本がスペインに勝利しました。先週につづき、もうちょこっと、触れましょう。

初戦でドイツに勝ったことで第2戦を占う予想屋がメディアを賑わせましたが、見事にはずれて敗戦。
そして、勝たねばならない第3戦はまたもおおかたの予想屋を裏切り、初戦と同スコアの2対1で勝利しました。
一転して首位通過です。
次の試合からは、トーナメント戦となるため、負ければ終わり。一戦一戦が文字通り真剣勝負となります。
目の前の一戦に勝たねばならない状況は変わりません。
しかし、この後におよんで、「日本はどこまでいけるのか」という予想屋が、またしても占いをして盛り上がっています。

どうでもいいことです。

予想、占い、かけごとに注力し、当たったはずれたと一喜一憂することほど、無駄なことはありません。
しかし、なぜか盛り上がります。
なぜでしょうか。

それは、マインドの使い方を知らないからです。
マインドの使い方を知っていたら、そんな無駄なことはしません。

マインドの使い方を知っていたら、
第3者視点で予想・占いをする代わりに、主体的に心から望むゴールを設定します。
そうすると、思わぬところからチャンスが転がり込んできます。
逃すわけにはいきません。
目の前のチャンスをひとつひとつ実行していきます。

視点によって、人のパフォーマンスは桁違いにかわります。
視点の移動により、脳の意識状態、つまりマインドの使い方が変わるからです。

ピンチになったときに
それを対処する当時者がいなかったら、どうなるでしょう。
蜘蛛の子をちらしたように逃げ出したら、どうなるでしょう。
当事者が第三者のように傍観していたらどうなるでしょう。
まるで他人事のように予想・占いばかりしていたら、どうなるでしょう。
結果は目に見えています。

実は、事業の失敗や組織崩壊はすべて内部から起こります。

ピンチであろうとなかろうと、当事者意識が、主体的視点が必要です。
現状予測、現状占いから脱却した、望むゴール設定をし、チャンスをチャンスと認識できる判断力と行動力が不可欠です。
すなわち、主体的視点、主体的当事者意識状態であることが必須要件です。

ピンチのときこそ、主体的意識状態を促す存在が必要です。
うまくいっているからといって、他人事のような視点をもってはなりません。
「次もきっとうまくいくだろう」は第三者的、他人事の予想屋・占い師視点です。
「次もうまくやる」「つぎこそうまくやる」は当事者主体視点といえます。
その意識状態をつくりだせるのがコーチングであり、コーチの役割のひとつです。

ピンチの中でチャンスを手に入れるとき、
脳の意識状態へのはたらきかけは不可欠といけます。
それは、横にコーチングがわかるコーチがいることで実現します。

まずは、コーチング説明を受けながら体験することができます。
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おまちしております。